不況続く新聞業界~ニューヨーク・タイムズも!

国内が戦後の復興に燃えていたときは、新聞大手のトップを走る読売新聞は、1000万の購読者を持つ新聞と、オーナーが豪語した時代もあったが、最近は社の発表によると800万強と、発表しているようだ。
他の大手は推して知るべしで、良識の新聞とされていた朝日新聞は取材方法や、誤報が重なり購読者が減少、春の人事異動も決算の関係で遅れて発表された模様。
洋の東西を問わず、ネットの普及で広告料収入が激減した新聞業界には逆風が吹いており、米国のニューヨーク・タイムズもご他聞に漏れず、本社ビルの売却で合理化を図ったが、経営状況は好転せず苦しい経営が続いているようだ。
日本の朝日新聞も経営の見直しに着手した模様で、水面下で社員の賃金見直しに、水面下で密かに着手した情報も聞かれ、「あの朝日新聞が」と驚いていたら、今度は海の向こうからニューヨーク・タイムズも希望退職者を募っている、ニュースが飛び込んできたからビックリ仰天である。
おまけにこのニューヨーク・タイムズは、数年前から編集部の人員をほぼ隔年で100名前後削減してきたが、今回の希望退職者募集は編集部だけでなく、複数のビジネス部門も含まれ、また規模を明言していないところが、新聞業界の陥っている苦境を現している。
両社とも歴史が物語るように、長年の蓄積から経営の根幹は揺るがぬものの、異業種への進出を計画するなど、生き残り作戦に苦労しているようだ。


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