40年ほど前、ラジオで聞いていた巨人戦、2アウト満塁、打者末次利光。
急に実況のアナウンサーが沈黙、流れてきたのは溢れんばかりの歓声。
これだけで「打った!」ということがわかった。
だがそれ以上にビックリしたというか、感心したのがアナウンサーの沈黙。
しゃべるだけがアナウンサーの仕事ではないと、つくづく考えさせられた。
ラジオ中継だったが、情景を想い浮かべることが出来た。
だからというわけではないが、ただ口を動かし、言葉を垂れ流すだけのアナウンサーは好きになれない。