Xデーは何時になる?

「東京都議会議員選挙は地方政治であって、国政ではない」という言い訳は通らず、安倍内閣の支持率は下降しており、潮目が大きく変わったといっていいだろう。

安倍総理は仲良く、問題の昭恵夫人とG20出席のため日本を離れているが、その間に前川前事務次官が野党の質問にどう答えるのか。

既に取り込まれているから、今後たいした証言は得られないよ、という意見もあれば、まだ隠し玉を持っているはずだと期待する声もあり、発言内容によってはさらなる支持率低下もありうるだろう。

これまで50%を越える国民の支持率を背景に、イケイケで政権を運営してきた安倍政権だけに、世論調査結果が30%を割り込むようなことにでもなれば、再び政権を投げ出す可能性があり、国民はもちろん、自民党内部でも期待する関係者が増えているという。

安倍内閣御用達 ~ 読売新聞

「勇将の下に弱卒なし」の言葉があるように、読売新聞西部本社には優秀な先輩が大勢いて、部下の記者を鍛え育てていたものだが、ある時期になり、ゴマスリ上手な茶坊主の、社会部部長が誕生してからは、特ダネもない代わりに、特オチもないという、実につまらない記事ばかりとなり、サムライ記者もいなくなった。

「読売新聞を熟読してください」と安倍総理が答弁するほどの読売新聞は、さすがに御用新聞といわれるだけあって、世論調査の数字も他社に比べると数ポイント高いと、多くの読者が感じているようで、最近は抗議の電話も多いように聞いている。

こうした中だから仕方のないことかもしれないが、首相官邸の記者クラブキャップ(持ち回りで現在は読売新聞)が、東京新聞の女性記者に対して怒っているようだが、自民党の
豊田議員並みの暴言だったといわれている。

前川喜平前文科省事務次官の行動を記事にしたあと、弁解記事の社会部長や、暴言男の官邸の記者クラブキャップ、読売新聞は気骨のある記者が干されて茶坊主集団と化しているようで、実に情けない新聞社になったものだ。