北九州市長選に立候補を予定している 津森洋介氏の政治資金パーティ「つもり洋介と未来を拓く会」が26日、北九州市のリーガロイヤルホテル小倉で開催され、約1000人が支援を誓った。
今回の津森氏擁立の陰の立役者、西村明宏環境大臣も激励に駆けつけた。
西村大臣は 宮城3区(当選6回)が地盤だが、実は北九州出身で小倉高等学校の卒業生、平成26年に国土交通副大臣時代に津森氏が秘書官を務め その手腕を高く買っていたという。
これまで 自民党、立憲民主党、国民民主党、連合の推薦が決まっていたが、この日 公明党からも推薦が発表され、選対本部長に大家敏志参院議員が就くことが決まった。
告示まで1ヵ月を切ったが、ここに来てようやく まとまってきた感が出てきた。
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つもり洋介と未来を拓く会
囁かれる噂
来年1月22日告示、2月5日投開票が決まった北九州市長選挙であるが、国交省官僚(内閣府出向中)の津森洋介氏が立候補する意思を表明した直後に、自民党の中尾正幸県議に出馬の意向があることが報じられた。
一部国会議員や県議らの支援も噂になり、保守分裂ということで注目を浴びているが、地元では その本気度について懐疑的に見られている様だ。
こうした中、ある関係者から次のような話を聞いた。
「北橋市長は『主要会派がまとまって 次の候補者支援』を引退の条件にしており、まとまらなければ5選出馬するつもり。保守分裂となれば厳しい選挙となり、津森氏がびびって出馬を取り止めるかもしれない。そうなれば北橋市長が出馬宣言をし、その後 中尾県議が手を下ろす。武内和久氏との事実上の一騎打ちとなれば 勝てる公算が大きい。」
にわかに信じ難い話だが、「裏で北九州のドンが絵を描いている」という噂が、まことしやかに囁かれている。