残りの日数が少なくなった開会中の国会で、自民党は次々に重要法案を成立させ、国会内で自民党一強を国民に焼付け、連立政権内においても安倍一強を誇示し、一寸先は闇と言われる政界において、秋に行われる総裁選挙での3選が、次第に濃厚になりつつある。
連動するように11月18日に予定されている福岡市長選挙において、通常ならば6月議会で現職市長が、出馬を表明するのが慣例であった。
本来ならば与党である自民党議員が質問し、それに答える形で出馬を表明するが、市長と与党の間には目に見えない溝があり、上手く歯車が噛み合わなかったと言って良いだろう。
現職の高島宗一郎市長は上昇志向が強く、準備をして東京都知事への立候補や、1、2、5区の衆議院議員へ意欲を燃やす噂に加え、麻生副総理の参議院自民党2人擁立説は、頭に高島宗一郎市長を描いていた、真しやかな噂も流れたのも事実だ。
しかし過去の噂はシャボン玉のように、全て見事に消えたのが不思議で、その後に安倍総理の3選が確実視されると、過去に民間の竹中平蔵大臣が誕生した様に、熊本地震の対応などの実績を評価した復興大臣説が流れ始め周囲も驚いている。
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秋には大臣誕生か?
遂に更迭か
第三次安倍内閣が発足してまだ日も浅いが、組閣直後からマスコミが騒ぎ始めた高木毅復興相の下着ドロ疑惑は、週刊誌が克明に報じた為に泥沼化して収拾がつかず、安倍総理も更迭での幕引きを考えたようだ。
組閣の時は、事前に政府御用達のそれなりのプロが、大臣候補者の身辺調査をするのが通例となっており、今回も当然行われたと思うが、ひょっとして高木毅議員は調査のプロを買収して、合格の印でも押して貰ったのだろうか。
自民党内では既に安倍一強が定着しているのか、誰も異論が唱えられない状況下で、安倍総理が推薦する大臣候補にバツ印を付けられず、合格させたプロも情けない。
高木毅議員の選挙区では、誰もが知っている周知の事実のようだが、各省庁の情報収集を行うプロがこの程度の能力しかないのであれば、TPPは言うに及ばず、領土問題などの外交交渉を行えると、思う方がおかしいほどだ。
下着ドロで大臣を更迭となれば、本人にとっても不名誉なことであり、何かしらの病気診断書が処方され、自発的に辞任する方法がとられるだろう。
それにしても福井県の選挙民は、下着ドロと知った上で投票したのだろうか。
自分たちの選んだ国会議員が、下着ドロが発覚して大臣を更迭されたのでは、余りにも情けないし、余りにも恥ずかしい話ではないだろうか。
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