7月の参院選の比例票で、立憲民主党の獲得議席を1議席上回った 日本維新の会代表選挙が行われているが、昨年11月の立憲の代表戦より盛り上がらない。
候補者の街頭演説会が開催されるのが全国でわずか7ヵ所のみ、しかも 候補の知名度がないのが理由の様だ。
まず、元タレントで1期目の梅村みずほ氏(43)、正直 初めて聞く名前である。
能力については未知数だが、いきなり代表になれるほど 組織は甘くない。
次に 足立康史氏(56)、現在4期目、経歴も申し分ない。
しかし、国会での歯に着せぬ発言がたびたび炎上し、面白がる国民もいるが、他党からは品位に欠けると批判が多く、国会運営をスムーズにやっていけるとは到底思えない。
消去法でいうと、やはり 馬場伸幸共同代表(57)が無難だろう。
松井代表も後継指名していることもあり、サプライズは起こりそうにない。
しかし、馬場氏については、暴力団関係企業からの献金、迂回献金、自治会からの献金、政治資金収支報告書の誤記載などお金にまつわる不祥事が多いのも事実だ。
そして、残念なことに花が全くない。
維新の顔になればメディアへの露出が増えることになるが、今後の党勢の維持拡大にプラスになるとは思えない。
ということで、選択肢のない代表戦の投開票は明日行われる。