福岡市議会の中で野党と言われている、国民民主党や立憲民主党、社民党の議員で構成されている会派が、「福岡市民クラブ」である。
選挙前に不祥事で議員1人が辞任した為に、8名の会派で選挙戦を迎えるも、結果はベテラン議員の油断や引退議員の後継者も選挙を甘く見て、組織や本人の不徳の致すところから落選もあった。
しかしながら立憲民主党の女性新人候補らが頑張り、5名に増えた為、福岡市民クラブは総勢10名の会派になった。
立憲民主党の5名の議員が所属するも、新人議員が多い為に国民民主党所属の、今やベテランの域に達している、4期生の田中慎介議員が代表に就任する事が決まった様である。
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福岡市議会・福岡市民クラブ
星野団長誕生~公約実現に向けて
今回の福岡市議会議員選挙において、市内7区のすべてに候補者を擁立した日本共産党福岡市議団は、7名全員が当選したことで、自民党市議団20名、公明党市議団11名に次ぐ、念願の第3会派(福岡市民クラブ、みらい福岡と同数)になることが出来た。
数年前までは政権政党だった民主党も、福岡市議会においては会派を維持するため、民主の名前を消し、情けないかな、福岡市民クラブに変更した。
保守系会派のみらい福岡は、中央区の水城四郎氏が落選したことで、無所属議員を誘う多数派工作に失敗し、自民党への加入を申し込んだが、結論は出ぬまま保留に止め置かれたまま。
同じ7名の会派だが、下り坂の福岡市民クラブやみらい福岡に比べ、上り坂の日本共産党福岡市議団は引退した宮本秀国氏に替わり、新しい団長として中央区選出の7期目、星野恵美子市議を選び、また早良区選出で4期目の中山いくみ氏を幹事長に決定して船出した。
5名から7名となって、議案提案権を得ることが出来るようになり、特に博多区の5期目であるひえじま俊和議員と、城南区4期目の倉元達朗議員の返り咲きは、新生共産党福岡市議団にとって力強い限りである。
また南区から立候補して初当選した堀内徹夫議員は、長年地区の責任者として宮本秀国氏を支えてきただけに、新人とは言いながら論客であり、弱い立場に立つ市民の味方となって活躍してほしい。
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