RITZ5や西日本典礼で知られ、冠婚葬祭事業を営む㈱ラック(福岡市博多区東比恵3-14-25)代表取締役社長の柴山文夫氏が17日に死去した。享年78歳。
通夜・葬儀は近親者のみで執り行われ、お別れ会が令和2年1月24日(金)午後1時からRITZ5(福岡市博多区美野島1-1-1)にて開催される。
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訃報・ラック 柴山社長
変化する葬儀
今年に入ってからも、ほぼ毎月の様に縁ある友人や知人が亡くなられ、訃報が入るたびに通夜や葬儀に駆けつけているが、最近は家族や親族だけで葬儀を内輪で行い、後日ホテルなどでお別れ会や偲ぶ会が行われるケースも増えている。
しかし核家族化が進み、親族も少なくなってきた家族構成では、簡単にすませる葬儀が主流になっているようだ。
ところで故人の遺体は、死後24時間経過しないと火葬できないことから、故人を偲びつつ親しい人たちで、酒などを酌み交わしながら、一夜を明かすのが通夜だと思っていた。
その間は、ろうそくや線香の火を絶やさないのが遺族の務めと、長年にわたって思っていた。
ところが、昨今は葬儀社のサービスが行き届いており、遺族は翌日の葬儀に備えて自宅に帰り、休息することを勧める話も聞くから驚く。
また一方では、葬儀を極端に簡素化した「直葬」、つまり遺体は病院から冷蔵設備のあるセンターに直接運び保管、時間になったら火葬場に運んでくれるシステムも、数年前に開発されて営業している。
高齢者は生活圏が小さくなる一方だけに、以前のような葬儀スタイルではなく、直葬形式が増えていくだろう。
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