(有)福岡経営企画主催の新春恒例の賀詞交歓会が、1月16日にKKRホテル博多で開催された。
第28回目となった今回は、山形県鶴岡市から荘内藩18代目酒井忠久氏の長男、致道博物館副館長で、19代目となる酒井忠順氏に「西郷どんと山形・荘内藩」と題して講演して頂いた。
酒井家の始祖は、荘内藩主で徳川家四天王の一人酒井忠勝氏、忠順氏は父の忠久氏を補佐し、先祖伝来の宝物やしきたりを守りながら、地域おこしのビジネスに取り組んでおられる。
好評を博した講演会から2ヵ月が過ぎようとしているが、致道博物館の館報「致道第57号」が届き、興味深く読ませて頂いた。
企画展と出羽神社の参詣を兼ねて、今年は久しぶりに訪れたい気持ちになった。
続きを読む
タグ別アーカイブ: 酒井忠順
鶴岡市からの便り
歴史を未来に繋ぐ。旧荘内藩藩主酒井家墓所を整備して一般公開へ
九州からはあまり馴染みのない東北地方、山形県鶴岡市。
庄内平野で知られるその土地を、1622年から1871年まで約250年間治めたのが、徳川四天王の筆頭といわれた酒井忠次を祖とする酒井家である。
その酒井家第19代後嗣、酒井忠順氏が今年9月に設立した「一般社団法人荘内酒井歴史文化振興会」が、クラウドファンディングで寄付を募っている。
目的は、酒井家歴代藩主が眠る2203坪の広大な墓所を、城下町鶴岡の新たなシンボル、地域住民の誇りとなるような特別な場所にするために、保存・整備を進めるということで、2022年の一般公開を目指している。
荘内酒井歴史文化振興会の試みを後押しして頂ける方は、下記のページに進みご支援をお願いします。
https://readyfor.jp/projects/shonaihan
合わせて、振興会のホームページもご覧下さい。
https://shonaisakai.or.jp/
続きを読む
酒井家十九代・酒井忠順氏
令和元年10月22日、即位礼正殿の儀が厳かに執り行われ、日本国中が御祝いムードに包まれる中、新天皇陛下から頂いた休日を、改めて自身の自由な生活に感謝しながら一日を過ごす。
そのような中、山形県鶴岡市在住の旧庄内藩酒井家19代目となる、酒井忠順氏のことをふと思い出したが、今頃は雪に閉ざされる冬を目前に、様々な準備に追われている事だろう。
酒井家は元和8年(1622年)に庄内13万8千石を拝領、以後明治維新まで徳川幕府に尽くすも、戊辰戦争では旧幕府軍、明治以後は新政府からの優遇も無く、家臣一同3000人が刀を鍬に持ち替えて並々ならぬ努力で開墾し、養蚕を行い国内最北限の絹産地として発達した。
現在、酒井忠順氏は㈱庄内藩の代表取締役として、特産品や出版物の企画・販売、観光に関する事業を展開、現当主で実父の18代目、酒井忠久氏の後姿を見ながら、そして家庭に帰れば3児のパパに変身し、令和時代の若殿様は郷土の歴史・文化を
大切に思い、新時代を迎えて更に頑張っているだろう。
続きを読む
荘内藩の贈り物 ~ 2017 冬ギフト
旧・荘内藩は、徳川四天王の筆頭、酒井忠次氏につらなる譜代名門の武家で、出羽国田川郡庄内の地を知行し、鶴ヶ岡城を築いた。
そして㈱荘内藩は、第19代酒井忠順氏が、旧家臣の子孫とともに運営する、山形県産農産物の生産と販売に勤しむ企業。
その㈱荘内藩が、冬ギフトとして選りすぐった贈り物の中に、山形県が全国一の出荷量を誇る「啓翁桜」がある。
冬に花を咲かせる「桜」で、お正月の飾りや結婚式、卒業式などを演出する花として注目を集めており、12月中旬から3月まで観賞用の切り枝として全国に出荷されている。
○荘内藩の啓翁桜
内容:10本
価格:4000円・税抜
お届:12月下旬~2月下旬
年内お届け:12月11日(月)注文締切
糖度14度以上・熟度7%以上・果形も良好という最高基準をクリアしたラ・フランスだけに与えられる称号、山形セレクションに認定された商品が、
○スーパーラ・フランス
内容:約3kg(8~10玉)化粧箱入
価格:4200円・税抜
産地:天童市
通常のふじりんごが収穫を終えた後も糖度と蜜入りを待ち、雪がちらつく11月下旬ころから収穫するのが、
○樹上完熟ふじりんご
内容:約5kg(14~16玉)化粧箱入
価格:5000円・税抜
産地:東根市
遠赤外線を使って庄内柿を干柿に仕上げたのが
○干柿 柿の詩
10~12個(箱入)・2600円(税抜)
18個(箱入)・3500円(税抜)
産地:鶴岡市松ヶ岡農場
だだちゃ豆と十穀のもちもちふっくらおこわ
○荘内藩おこわ
二合分パック×2(箱入)・1500円(税抜)
二合分パック×3(箱入)・2250円(税抜)
二合分パック×6(箱入)・4500円(税抜)
●お問い合わせ
株式会社 荘内藩
山形県鶴岡市上畑町10-28-1302
サンデュエル鶴岡公園
TEL:0235-33-8901
FAX:0235-33-8902
URL:www.shonaihan.co.jp/
株式会社 荘内藩
山形県鶴岡市にあった、旧・荘内藩は徳川四天王の筆頭である酒井忠次氏の嫡流、酒井忠勝氏を藩祖とする譜代名門の家柄、江戸時代に三百の藩があったといわれている中で、薩摩藩島津家や柳川藩立花家とともに、酒井家は現在でも鶴岡市内に居住している、数少ない藩の1つ。
明治とともに武士は刀を捨て、鍬に持ち替え開墾した土地で、桑を植え、養蚕事業を始めたのが松岡物産㈱だったが、このたび第19代目酒井忠順氏は、商号を㈱荘内藩に改め、新規事業に取り組むようだ。
新商号:株式会社 荘内藩
旧商号:松岡物産 株式会社
新住所:山形県鶴岡市上畑町10-28-1302
サンデュエル鶴岡公園
TEL:0235-33-8901
FAX:0235-33-8902
酒井家
~庄内藩若き19代目~
江戸の世が終り、明治、大正、昭和、平成と時代が移り変わる中、旧出羽国、現在の山形県鶴岡市には譜代大名筆頭格だった、酒井家十八代目当主忠久氏が、今でも庄内藩400年の歴史を継承している。
出羽三山で有名な羽黒山の羽黒神社で修行している山伏が、門前で吹く法螺貝とともに始まる酒井家の正月行事が、家庭画報新年号に14ページにわたって掲載されている。
その酒井家で十九代目を継承予定の酒井忠順氏は、昔の古いしきたりを守りながら、新しい試みを模索している若殿様だ。
武士が刀を鍬に持ち替えて開墾した広大な松ヶ岡開墾地では、桑を育て養蚕事業を行っていたが、今はその建物の維持管理やエリアの物産品販売などを行っている。
しかし1年のうち4ヶ月程は積雪で閉じ込められることから、その期間を有効に生かすためのビジネスを模索しており、そのヒントを得るため来福、㈲福岡経営企画が主催する1月14日の新春賀詞交歓会に出席される。
酒井忠順氏に興味をいだかれた方々のご出席を、こころよりお待ちしております。
続きを読む