(09年5月号掲載)
福岡はもちろん九州、西日本一円の食を支える中央卸売市場で発覚した今回の巨額架空取引(下図参照)。「福岡中央魚市場」(福岡市長浜、金丸直之社長)は市の調査に対し「通常の取引と思っていた」と答えているという。
はたして本当だろうか。
マグロの需要が伸びているわけでもないのに、周囲が疑問視するほどの量を取引し続けていたのは事実。その実態を知らないばかりか、何の疑問も持たなかったとすれば、魚を扱うプロとしてにわかには信じがたいが・・。
(写真=福岡中央魚市場などが入る市場会館)
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