福岡市中央区の県議選 [2015年1月21日17:53更新]

 ~既に勝敗は決まったか?~

福岡市中央区の県議会議員定数は3議席で、数年前までは自民党の鬼木誠氏が議席を持っていたが、衆議院議員選挙に立候補し、既に2期目の議員生活を送っている。

そのため自民党の県会議員は空席だったが、自民党副総裁を務めていた山崎拓氏の秘書として経験豊富な、たけ康宏氏が立候補を表明し、既に自民党の公認も得て選挙準備を着々と進めている。

公明党は今やベテランの域に達している、3期目の大城節子氏が公認を受け、学会の強固な地盤を軸にさらなる拡大を目指し、今までになかった選挙運動の一環として、街頭演説も積極的に行っているから変わってきたものだ。

そして現職の一角を占めているのは、民主党1期生の原中まさし氏、今回も民主党の風は吹いておらず、2回目の挑戦は非常に難しいと言われているが、労働組合の組織以外にも地元中小企業を中心に、支援の輪が広がっているようだ。

真面目な性格を反映し、この4年間地道な活動を続けて来たかいもあって知名度も上がり、2月25日水曜日には毎年行っている、原中まさし「県政を語る会」を、福岡国際ホールにおいて開催する予定。

この3名以外の立候補者は、噂だけは聞くものの、事務所開きなど実際に選挙活動をしている話は聞かれない。