博多区御供所にある真言宗の寺院『東長寺』。
御供所の名刹のひとつであり、毎年秋の終わりに開催される「博多ライトアップウォーク」の舞台としてもご存じだろう。
その東長寺の伽藍のひとつ五重塔の内陣(初層内部)が、6月6日と7日の2日間のみ、2年ぶりに公開された。先日行われた「第1回県木造・木質化建築賞」の大賞受賞を記念してのイベントであり、新聞やウェブサイトで告知されたこともあって、多くの観光客が列をなしていた。
近くから内部を撮影することは許可されておらず、にわかカメラマンたちは基壇外側に巡らせれた結界の周りから、観覧者の途切れるタイミングを狙ってシャッターを切っていた。
内陣を拝観して、まず目を引いたのが中央の仏画。
真言宗の本尊『大日如来』であろうが、配色や構成は現代絵画のごとし。後で知ったのだが、仏画のみならず壁画を含め高名な日本画家の鳥山玲画伯が描かれておられるらしい。
金箔やプラチナ箔をあしらった装飾は豪華であり、うすい青緑色や桃色、朱色は華やかながら、神秘的な美しさが感じられた。
伝統的な仏教様式と現代美術が融合した仏教建築であり、大賞受賞も納得の伝統的木造建築だ。
案内役のスタッフ(お仏壇屋さん)曰く、この2日間が過ぎた後に、再び一般公開されるかどうかわからない、つまり現時点で公開予定は無いとのことで、拝観者の目は真剣そのものので、皆さん方も次に公開された際には、ぜひ拝観されることをオススメする。
【古民家探訪シリーズ~エスアールエスタッケイ代表 住吉 英智】
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