ようやく決定か? 解散・総選挙の日程 [2008年10月22日09:06更新]

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安倍晋三元総理に続き福田康夫前総理までもが突然政権を投げ出し、これを受けて9月に行われた自民党総裁選。当初から麻生太郎氏が勝利するのは確実とみられていたが、なぜか総理大臣に就任する前から「就任直後に解散、10月26日投票」という総選挙の日程が、決定事項のごとく流れていた。

ところが予想に反して麻生総理が「伝家の宝刀」を抜くことはなく、その後は1週間単位でずれ込んで行き、報道各社も「誤報」を連発する事態に。11月9日、11月23日が有力視された時期もあったが、ここへ来て11月30日の投票日が確定したのか、衆議院の先生方は一斉に走り始め選挙モードは全開となっている。



 

米国に端を発する金融恐慌が世界の金融株式市場を襲い、株価の乱高下は現在も続いている。麻生総理は「国民の生活・経済対策優先」を旗印に、少しでも自民党麻生内閣の支持率を上げ、その上での選挙戦突入を目論んでいるのだろう。夜毎遅くまで、関係者と酒を飲み議論をしているようだ。

各国首脳は巨額の公的資金投入を発表し、株価は小康状態を保っている。だがリーマン・ブラザーズ債のデフォルトに続き、今度はアイスランド銀行発行のサムライ債利払いが遅延していることが判明した。今月末にはヘッジファンドの期末決算報告が相次ぐことから、破綻ニュースが連動して飛び込む可能性もあり、株価の動きには目が離せない状況になるだろう。

 

そんな中、この原稿を書いている時(21日17時)に、官邸が皇室サイドとスケジュール調整に入ったとの情報が飛び込んできた。麻生総理もついに重い腰を上げて解散を決断した模様である。

つい先頃、スーパーを視察し庶民性をアピールした麻生総理。だが実は一般庶民の生活とはかけ離れた人生を送ってきたことは誰もが知っている。経済が上向く兆候は一向に見られないどころかさらなる下降線をたどりそうな状況の中、庶民の苦労などとは無縁の高級ホテルで、夜ごと美味しいお酒を飲んでいることだろう。

今後は人員削減から仕事を失う派遣社員が出てくるなど、寝る場所もない若者らが増える可能性が大である。これ以上景気が悪化しても外国と違って暴動は起こらないだろうが、小林多喜二の小説「蟹工船」がブームになっているように共産党議員が議席を増やすことは十分ありえる。

(J)