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8月4日、法的手続きを噂されていたマンション総合管理会社「丸美」(福岡市)の、民事再生法申請の一報を待っていた。だが、どこからも何の知らせもなく、同日正午に申請代理人である村井正昭弁護士に電話を入れた。 応対した女子事務員によると、同様の問い合わせが多いために丸美関係者専用の電話を開設したとのこと。電話番号は村井弁護士が所属する「はかた共同法律事務所」になっている。 すでに一部マスコミが3日付の朝刊で、民事再生法申請について報じていただけに、誰もが準備完了後の4日には提出されるものと予想していた。ところが、もろもろの準備が済んでいない上、取引先などへの説明を優先するとのことで、申請提出日について明確な回答は得られなかった。 情報を総合すると、実際には今月10日すぎを予定している模様である。確かに従来の倒産に比べると、債権者の数が圧倒的に多く、数千人に及ぶと言われているだけに、膨大な資料の量が予想されるが、法的手続きの申請が取りざたされ始めてから、あまりにも時間が経過している様に思える。 内部から漏れ聞こえる情報によると、創業者と非常に親密な関係を噂されていた、女性の金庫番が辞表を提出、すでに退社しているという。 この女性が裏金を含む現金の所在を握っているといわれるが、万が一、テレビドラマの様に海外へ逃亡されでもしたら、債権者には1円の金も返ってこないだろう。 弁護士が依頼者の意向を重視するのは、十分に理解しているつもりだが、今回の法的申請については様々な点で不自然な気もする。その裏には果たしてどのような思惑があるのだろうか。 (J)

