スキャンダル~福岡県産業廃棄物協会 [2015年9月19日18:19更新]

 ㈱ダイフクのゴミ処理問題を巡って、公益社団法人福岡県産業廃棄物協会が紛糾し、梅田佳暉会長の責任が追及される羽目となり辞任を表明、職を放棄した話が伝わってきた。
この協会には、福岡県職員OBの古賀宗次氏が専務理事として、監督する県と業者間のパイプ役として務めているが、今回の事件では業者側に立っているのか、福岡県警の捜査には非協力的だったようで、問題が大きくなっている。
今回ダイフクが放置したゴミ処理は、誰が指示したのか定かではないものの、不適切な処理でかなりの資金が浮いたといわれ、この資金の流れが捜査当局のターゲットになっているが、県と協会が裏で手を結び、隠ぺい工作に必死の様だ。
その一方で、捜査を打ち切ることを条件に、協会側が県警OB受け入れで妥協したという噂も流れ、大山鳴動してネズミが一匹も出てこなかったという話にもなっている。
市役所でも県庁でも、また県警でも、勤務して40歳の大台を過ぎると、定年時のポジションがほぼ予想出来、そうした中で再就職の道を探さなければならない職員に、どこからか甘い囁きが聞こえてくるのは、避けられないことなのかもしれない。


ちなみに、上記写真は今回の記事とは関係ありません。