福岡県にとって目下最大の話題は、現職の小川洋知事が出馬の意向を固めているのに、自民党福岡県連は12月28日午後5時と、新聞広告まで出して締め切り時刻を仰々しく発表、知事立候補者の公募を行っている。
現時点では大学教授1名が名乗りを上げているが、小川知事が正式に出馬表明を行えば、舞台を降りる可能性は十分にある。
今のところ3選を目指している小川知事に勝てる候補者は見当たらず、候補者選びは福岡県連を飛び越えて、東京主導で決着が付く様相を呈して来た。
12月20日の県議会最終日において、どの時点で小川知事が出馬を表明するのか、その時刻を絞り込むのに、マスコミの記者は走り回っている。
政治の世界は一寸先が闇と言われるだけに、裸の王様に遠慮して誰も公には発言しないが、水面下では小川知事の出馬を容認し、関係者の多くは、それに沿った動きをしており、各人が勝手に準備を進めているようだ。
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