行橋市の疑惑 [2008年1月17日14:20更新]

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福岡県が発注した歩道工事において、10社が入札に参加し談合を行ったとして、行橋市の地元工事会社3社の関係者が16日、逮捕された。今回逮捕された3人は、当局の内偵段階で逮捕されることを察知し、逮捕後の社内処理などの対策を講じていた形跡もうかがえる。捜査当局は3人の中にさらなる談合に関与していた疑惑を持っており、事件は発展拡大する恐れが出てきた。



すでに行橋市の市職員が別件で逮捕されている。談合に贈収賄が絡んでいるケースは多く、行橋市発注の大型工事で同市幹部が、関係しているとにらんで捜査を行い、中堅ゼネコンの周辺を捜査している、との情報もある。

国道10号線の自治体発注工事には、暴力団や圧力団体が介入し、甘い汁を吸っている噂が頻繁に聞かれていた。その辺りの情報収集を常時行っていた部署が今回担当しているだけに、関係者は戦々恐々の日々を送っているようだ。

地元市議会議員から内部情報の提供を受けている噂も聞かれる。そうなると信頼性が高い捜査も期待できる一方、議員同士の確執に利用される恐れもあり、当局は慎重に捜査を進めているという。

最近同市が発注した工事を取材してみると、学校の体育館工事で予定金額の95%を超える金額で、落札した物件が問題のように思えてきた。

物件が大きければ関与した人物も、上層部に限定されてくる恐れもあり、当分行橋市から目が離せなくなった。 

隣接する苅田町では、今問題の防衛省発注の爆弾処理が行われている。10号線を南下すれば、大分県ではキャノンの工場建設についての疑惑があり、スキャンダルが連発する可能性もある。

(J)