市民派市長の行く末は・・ [2007年11月27日18:24更新]

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(07年11月号掲載) 

当初は「市民派」として立候補し、見事栄冠を勝ち取った前福岡市長の山崎広太郎氏。だが当選直後から「看板に偽りあり」で、3期目の挑戦となった昨年11月の市長選でも保守系候補として自民・公明両党の推薦を受け出馬し、結局、落選した。



現職を破り市長の椅子を手中に収めたのは、地元西日本新聞社で経済部長などを歴任し、民主党の推薦を受けて立候補した吉田宏・現市長だった。市民の期待は大きかったが、なぜか選挙期間中からキナ臭い話が流れ、関係者が動揺していた時期もある。

1年を経過したが大きなトラブルも発生せず、経済部出身だけに地元財界とも元々面識があり、吉田市長はスムーズに財界人の中に溶け込み、頻繁に会食を共にするなど関係は良好だ。先日も財界有志が音頭を取って、市長の誕生パーティーをホテルオークラで行っていたと、マスコミ関係者は語る。

同市長は現在の地位を最大限に利用し、将来は「赤絨毯(じゅうたん)」=国政選挙に打って出る意欲があるのか、本来の支持母体である民主党関係者との距離を、意識して置いている気配が感じられる。だが同党県連役員の1人とだけは、裏で強力な関係を保っている模様だ。

福岡市の財政を圧迫している人工島問題。これについて、水面下で売却交渉が進められているのを、マスコミ関係者の多くが感付いている。だが、相手の正体が判明せずに未確認情報が乱れ飛び、その度に関係者は右往左往している。

今回の売却が成功すれば、前市長同様に多額の裏金を手にすることで、国政選挙の資金調達が可能となり、一方、蜜月の関係にある県会議員の先生は、政界を引退し経済界への進出を目論んでいる―との怪情報も飛び交っている。

来年には当局も動き出すとの情報も聞かれ、次の選挙まで持たないのでは―との噂が年末の街に流れている。怖い話である。 

(J)