肥料配合成分表示の偽装が発覚した太平物産㈱(秋田市)は、11月に入って農林水産省から肥料袋の成分記載を改めるまでの出荷停止と、12月20日までの原因究明および再発防止策の指導を受け、全商品の回収と製造中止に追い込まれ、この間の売上が立たなかったためもあり、11月27日民事再生法の適用を申請、負債総額は約33億円。
今回は成分表示偽装だったが、かつて伊勢名物の赤福餅などでごまかしていたのは消費期限、また食材では和牛やアサリなどの産地を偽ったものなど、これまで偽装事件は枚挙にいとまがない。
これらは罰則が無かったということもあり、平成21年5月30日から施行された、「農林物資の規格化および品質表示の適正化に関する法律(JAS法)」では、どうやら初めて罰則規定を第23条の2で設けたようだ。
その罰則とは、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、法人は1億円以下の罰金。
ところで今年1月福岡県の立ち入り検査で中国産めかぶを90%使用しながら、長崎県産めかぶと偽り、約53トン・53万本を一般消費者向けに卸売りしていた、㈲辻水産(中間市)に指示処分が下されていた。
罰則が適用されたかどうかは不明。
約9ヶ月後、同社は㈱マル五に商号を改め、島原地区で養殖されためかぶを「長崎県産めかぶたたき」として販売を始めた。
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