地元財界と麻生総理の会食が中止になって [2008年12月12日12:06更新]

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自民党の安倍晋三、福田康夫両氏と、2代にわたって投げ出された政権を、「選挙の顔」として引き継いだ地元福岡出身の麻生太郎総理。だが米国を震源地とする世界恐慌が世界の金融市場を瞬く間に襲い、各国首脳がその対策協議に追われたのは周知の事実である。

麻生総理は「政局よりも政策を」の旗印を掲げ、総選挙を先送りにして対応に当たり、世界銀行に10兆円を拠出して華々しく外交の舞台に踊り出た。しかし大きな成果は得られないどころか、スピーチなどでの言葉使いや失言、夜ごとの高級飲食店通いで話題に上ることの方が多かった。



 

そんな麻生総理が日中韓首脳会議を開催を呼び掛け、その舞台を地元・福岡の太宰府に設け、この週末に実現される運びとなった。ところがこれに便乗、利用しようと考えて動いた、抜け目のない福岡の財界人がいたのには驚いた。

九州電力の大御所を担ぎ出し、30名前後の財界人に呼びかけて、市内のホテルで会食を計画したまではよかったが、結局は麻生総理の公務を理由に会食は中止となったようだ

ここに来てマスコミ各社が行った世論調査で、麻生総理の支持率が急激に低下し、20%を割り込む寸前の数字が公表された。年末のためスケジュールの調整がつかなかった、あるいは時間がもったいないと敬遠されたのか、非常に微妙な中止である。

 

残すところ今年も10数日となり、年の瀬の慌しさに加え早くも永田町では、麻生降ろしの動きが活発化している。だがさすがに3代続いての「政権放棄」は国民はもちろん、自民党も認めないだろう。 

しょせんは選挙管理内閣として発足した無能力者の集団、「麻生“お友達”内閣」では難関を乗り切れそうにもない。「日本丸」が泥舟と化して沈むのを待つより、せめて国民の権利として投票を通じて主張させてほしい。審判を経てどのような結果になっても、後は各個人が自己責任で処理することになるのだが。

(J)