年初来安値を更新する企業が続出している中~ブルドッグがなんで? [2016年2月10日05:15更新]

昔、小戸の交差点、北西の角っこに、雑貨屋ブルドッグの店舗があった。
ファッション雑貨とやらに、ほとんど興味が無かったので入ったこともなく、通り過ぎるだけだったが、店が閉鎖したのはいつ頃だったろうか。
一応、ジャスダック上場企業であるため、決算期ごとに数字はチェックしていたが、営業損益段階から3期連続の赤字となり、平成27年8月期では債務超過に転落、昨年12月15日に12年前の上場以来、最安値である株価28円を付けたときも、特段の感想を持ったこともなかった。
ところがここに来て株価が急速に上伸しており、びっくりしている。
なにせ、2月9日の株価が年初来安値を更新した企業が765社ある中で、雑貨屋ブルドッグは、ストップ高となった5社の中の1社で、なおかつ年初来高値を更新した8社の中の1社となっているのだから。
どうやらこれは2月1日に、雑貨屋ブルドッグと、雑貨小売りのアクサス(徳島市)が共同持ち株会社アクサスホールディングス㈱を設立し、雑貨屋ブルドッグの代わりに上場すると発表したことがおおいに影響しているようだ。
3社ともに代表は久岡卓司氏。
さて今後の興味は、いつまで、そしていくらまで株価が上がっていくのか、となるだろう。