民主・山本剛正氏の政経パーティー [2010年8月31日12:35更新]

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民主党が大勝し念願の政権与党となった昨年の衆院選では、福岡においても多くの新人代議士が誕生した。そんな中の1人、8区(飯塚市、直方市など)において当選した山本剛正氏の初の政経パーティーが30日、飯塚市内で開かれた。



8区は石炭産業で栄えた筑豊エリアを中心に遠賀川流域を含む選挙区で、元総理大臣・麻生太郎氏の地元である。昨夏の選挙では誰もが立候補を尻込みする状況にもかかわらず若手の山本氏が果敢に名乗りを上げ、現職総理を相手に玉砕覚悟の戦いを挑んだ。周囲も注目する中、見事に比例復活を果たして衆院議員の椅子を確保した山本氏だけに、興味を持って出席してみた。

 

あいにくこの日、福岡は激しい雷雨に襲われたために、予定していた講師の到着が大幅に遅れた。その間、時間調整のために山本氏自身が日頃の国会活動などについて長々と語った。それが逆に「ケガの功名」と言うべきか、出席者は同氏の人柄や活動ぶりをあらためてよく理解できたようだ。

遅れて登場した講師は、かつて山本氏が秘書をしていたことのある民主党国会対策委員長の樽床伸二氏。東京では党代表選をめぐるゴタゴタが続く最中だけに、テレビカメラも数台見守る中、樽床氏は現在の少子化と高齢化に伴う国力の低下について適切に対応するべきと熱く語り、時折関西弁を交えながら筑豊地区の活性化に結びつけていた。

講演が終わり予定より若干遅れて始まった懇親会は、民主党衆参議員総会々長である松本龍氏の挨拶、さらに来賓による挨拶でもって和やかな雰囲気で始まった。地元からは300人を超える支援者らが出席、福岡からも関係者が多数参加しており、山本氏の人柄を反映してか懇親会は大いに盛り上がった。

 

民主は現在、中央においては菅直人総理対小沢一郎氏の対決、また地元においては福岡市長選が多くの関係者の視線を集めているが、これらに関する情報交換が会場の片隅で活発に行なわれていたようだ。

福岡には選挙区が11あるが、昨夏の選挙では山本氏をはじめ10人の民主衆院議員が当選、さらに中屋大介氏もこれに加わる。かつて県選出の衆議院議員が松本氏ただ1人だった頃もあるが、時代は確実に変わりつつあることを痛感したひと時であった。

 

ただ、これまでの地方選挙などを見る限り、民主の浮沈はいわゆる「風頼み」である印象はぬぐえない。来年行なわれる統一地方選でどれだけ足腰を強くできるか。地方議員の増加が当面の課題であり、それには常日頃から活発に動いて有権者との接点を持つことが肝要であろう。