吉田宏福岡市長の政治パーティー [2010年10月5日12:46更新]

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11月の福岡市長選挙に立候補を表明している、現職吉田宏氏の資金集めを目的とした政治パーティーが今月3日の日曜日、福岡市内のホテルで開催された。



会費は1万円で現職の市長が主催するパーティーだけに期待して訪れてみたが、出席者は明らかに主催者発表(1600人)を大きく下回っており、1000人もいなかったように思われる。

パーティーには確かに、民主党国会議員をはじめ県議や市議も出席していたが、裏では木下敏之氏を応援しているとされる議員の顔もあった。ある国会議員は「一応出席はしたが選挙には一切関与しない」と明言。一部の者はあくまで立場上顔を出しているだけなのははっきりしており、これでは頼みとする民主票は前回に比べかなり減らすのは間違いないだろう。

日頃人と接する際の会話の中で、福岡市長選を話題にしている。前回は吉田氏に投票した人に「今回も市長に投票するのか」と問うと、「期待はずれだった」「失望した」の答えが返ってきて「今回は投票しない」と断言する人が多いのに驚く。今回のパーティーも、吉田市長の不人気振りを如実に物語っていたと言える。

 

問題なのは政党票、一般市民の票だけではない。

いち早く現職推薦を決めた福岡商工会議所の政治団体「福岡商工連盟」(河部浩幸会長)では、同会長が主導的立場となって強制的に選挙運動の応援人数を会員に割り当てている、といった噂も聞かれる。

大手企業と違って地元中小企業には、選挙に割けるような社員の余裕はない。中には経営者自らが時間を調整し事務所で電話当番をする者がいる有様で、慣れないためにこれらがかなり負担になっているようだ。

こうしたことが要因となって、多くの会員企業代表から不満の声が漏れ伝わっているのが現状である。

 

残り1カ月あまりの選挙戦、反吉田の票を取り込むのはどの陣営なのか。経済界は表向きは現職支持を打ち出しながらも、選挙戦の動向を注視しているのが現実で、終盤になれば「勝ち組」に乗ろうとして雪崩現象が起こる可能性もあるから怖い。