来月に市長選挙を迎える福岡市では、現職の吉田宏氏をはじめ計7人の予定候補者が市長の椅子を目指し、盛んに選挙運動を行なっている。
そんな状況の中で先日、麻生渡知事が来年の知事選には出馬しないことを正式に表明した。かねてから多選批判を受け、側近であった副知事が逮捕されるという事態も招いていたことから、決して想定外の事態ではないのだが、おかげで次期知事選の候補者をめぐってにわかに動きが出始めたようだ。
野党である自民党は福岡市長選の擁立候補を選定する際、本来なら知事選候補と思われる人物にまで財界人を通じて立候補を要請した経緯がある。選挙戦の真っ最中でもあり、現時点ではとてもじゃないが、知事候補を本格的に選考する余裕はないと思われる。
政権与党である民主党は市長選におけるマスコミの世論調査で、推薦する吉田氏がトップだったことに気を良くしたのか、一部国会議員の間では知事選候補に関する話題が出ているという。
民主福岡県連の代表は、福岡6区選出の古賀一成衆議院議員である。当選回数や年齢、実力からして今回の菅内閣での入閣も噂されていたが、小選挙区で敗れて比例区で復活当選したことが要因となって、入閣できなかったと言われている。
前回の知事選挙では、候補者として下馬評に上がり本人も意欲的とされたが、最終的には若い稲富修二氏が候補者となった。現在ではその稲富氏も先の総選挙で福岡2区から当選、さらに多くの党人が国会議員になっており、候補者はすぐには見当たらないのが実情と言われている。
もし古賀一成氏が知事選に出馬すれば代議士に欠員生じることになるが、次点が繰り上がるため民主の議員数自体に変化はない。そういったことも含め、条件が一番整っているのは同氏であることを、本人が一番自覚しているのではなかろうか。こんな記事も読まれています
知事選へ向けた動き [2010年10月12日10:27更新]
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