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最近はいわゆる「B級グルメ」が大人気で全国大会も行なわれており、地元の名産を前面に出した街の活性化も各地で行われている。こうした動きは地方都市のいい宣伝となるだけでなく、地方の課題とされる地産地消にも貢献しているようだ。
長崎県の島原はそうめんの産地であるが、製品の多くは島原の名前でなく他地区の有名そうめんの名を貼られて販売されていたのが実態であった。
そこで長崎県は自らが主体となり、産学連携による新商品開発のプロジェクトを展開。これに県立島原農業高校の生徒が参画して、地元のそうめんと生姜を組み合わせた「スープ手延べ生姜めん」を新たに生み出し、第61回「日本学校農業クラブ全国大会」に応募した。
これが県大会と九州大会で優勝、北海道でこのほど行なわれた全国大会では最優秀賞こそ逃がしたものの、2位に当たる優秀賞の栄冠を獲得したという。
サンプルを頂き早速試食してみた。商品は高校生がデザインした袋に入っており、麺は従来より少し短く生姜の香りと歯ごたえが特徴。スープを飲むと体の中から温まり、お世辞抜きでうまかった。冬の夜食などには最適であろう。
高校生が開発したスープ手延べ生姜めんは、すでに地元のそうめん製造会社「山一」で商品化され、近く販売される予定と聞いている。
山一では島原産そうめんのブランド化を目指しており、このほかにも従来のそうめんとは一味違った新商品の開発に成功しているとの情報も聞かれる。地元の名産を全国に売り出すための努力は着実に実を結びつつあるようで、そうめん好きとしてはこうした新商品が発売されるのが待ち遠しい。こんな記事も読まれています

