ヴァーナルをめぐる噂 [2010年10月18日11:09更新]

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昨今の携帯電話・テレビ・パソコンの普及は商品の販売方法にも多大な影響を与え、こうしたメディア機器や媒体を利用した通信販売などの「無店舗商法」が大きく売り上げを伸ばしている。創業間もない企業が、あっという間に100億円企業に成長することもあるから驚く。



こうした商法を展開する企業には「ジャパネットたかた」(長崎県佐世保市)をはじめ九州が発祥の地であるものも多く、そんな企業集団の草分け的存在が化粧品販売の「ヴァーナル」(博多区)である。

 

同社は洗顔料・石けんなどの卸売事業と通信販売事業を行っており、テレビCMでご存知の方も多いはずだ。創業時には日本の女優タレントだけでなく、ハリウッド映画などで活躍する世界的女優をも広告宣伝に登用し、たちまち女性の心をつかんで売り上げは急伸。瞬く間に100億円企業に成長した。

創業者はすでに亡くなっているが、利益率が高いからか現代表の遊び方は実に派手で、豊富な資金に目を付けたその筋の人間が群がり話題になったこともある。

その後、健康食品や化粧品の新商品などを扱う後発組の企業が続々と市場に参入。次第に競争が激しくなってきたせいか、同社の売り上げも陰りが見え始めているのが現状である。

 

そんな同社に「国税庁の査察が入った」との噂が先月から流れ、「かなり悪質な税金逃れをしている」との情報が関係者から聞こえて来るようになった。厳しい競争にさらされながらも昔の面影が忘れられなかったのか、資金操作にずさんな面があったようだ。

これに加えて暴力団のいわゆるフロント企業が関与していたとの情報も。新条例が施行されるなど暴力団取締りが厳しい福岡県だけに、捜査当局も内偵を始めた模様で、同業他社もあわてて情報収集に乗り出してる。

過去にも様々な疑惑やトラブルが囁かれていた同社だけに、こうした不透明な部分が一気に吹き出す可能性もある。商品の性格上得意先には女性が多く、スキャンダルが表面化すれば一挙に売り上げが低下する恐れもあるだろう。