福岡市長選の投票日まで1週間となった先週6日(土)、自民党総裁・谷垣禎一氏が自民・公明の衆院議員数名を引き連れて来福。若い候補者・高島宗一郎氏応援のために、中央区天神で街頭演説を行なった。
急きょ決まったためか、立て看板の設置が間に合わず、電話などで支援者へ依頼し人を集めたようだ。それでも意外と多くの人が集まって会場は盛り上り、一応の成果は得られた-と関係者は自画自賛していたのには驚く。
確かに一般歩行者が通行できないほど歩道は人で埋め尽くされていたし、県議や市議の顔ぶれは圧倒的に自民が多かった。だが議員演説中の拍手をよくよく観察していると、半数以上は公明の支持者のように思えた。
会場でも高島候補者の受けは良いのだが、自民市議団の働きが今一歩足りない印象を受けた。自民支持層への浸透は完全とは言い難く、勝利をたぐりよせるには後一歩の頑張りが必要だろう。
公明は表向き高島氏支持を表明していたが、過去の経緯から実際には、現職の吉田宏氏をはじめ候補者上位4人に何らかの形で支援を行なっている節がうかがえた。ところが選挙戦終盤になって、高島氏に対してあらためて絞り込みが始まっているとの噂もある。
市内のある中小企業を訪れて受付カウンターを見ると、現職と新人のチラシが置いてあった。企業経営者にはいわゆる二股を掛けている者が多いように思えるが、世論調査を元にしたマスコミ各社今日付の報道では、高島氏が現職に肉薄、あるいは優勢とされている。
そのためこの段階に来て、勝ち馬に乗ろうと「雪崩現象」が起こる兆候が見え始めたから非常に怖い-と多くの関係者が語っている。
現状では高島氏が最終的に抜け出しそうだと断言してよさそうだが、いずれにしても現職が2期目にこれほど苦労する選挙は、過去に例を見たことがない。こんな記事も読まれています
福岡市長選 混戦から抜け出すのは高島氏? [2010年11月8日12:57更新]
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