新しい地域活性化策になるか バルウォーク福岡 [2010年12月1日11:55更新]

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(10年11月号「福博噂話」掲載)

今月3日の文化の日、福岡市の都心部を中心に2300人が地図を片手に約60の飲食店をめぐる「バルウォーク福岡」と題したイベントが開催された。

5枚綴りのチケットを3500円(前売り、当日券は4000円)で購入し、参加した飲食店は1人600円でワンドリンクと1品を提供するシステムである。1軒あたりの来客数は平均300人、各店とも20万円前後を売り上げた。



最近は新しい店が次々にオープンして競争が激化、不況の影響もあって1日300人の集客は非常に難しい。店側にとっては通常の利益は望めなくても、宣伝を兼ねた企画と考えれば十分元が取れる。大半の店に好評だったようで、次回は来年4月23日に開催される予定だ。

 

今回のイベントはNPO法人「イデア九州・アジア」の若い女性2人が中心となって開催したという。

同様の企画が北海道函館市ですでに14回も実施されており、これに参加した経験が元になっているとのこと。函館の催事には福岡から参加した人も多いだろうが、「良い企画だな」とは思っても「福岡でもやってみよう」と考える者はまずいない。

関係企業の後援やサポートした人々の存在も大きいが、まずは自らの考えを即、実行に移した2人に拍手を送りたい。

 

実践してこそ反省材料が生まれ、次なる飛躍へとつながる。大きな儲けにはならなくとも2人は「経験」という大きな財産を得た。

早くもこれに似た催しが中央区の今泉、薬院界隈で企画されているようで、地域活性化策の1つとして定着するかもしれない。