新聞社の経営事情 [2010年12月22日10:22更新]

タグで検索→ |

noimage

福岡で読まれている一般新聞は朝日、読売、毎日、日経、産経、そして地元ブロック紙の西日本新聞があり、各社は激しい購読者争奪戦を繰り広げている。



かつては無冠の帝王を自負し、編集責任者が威張っていたが、最近は新聞社によっては広告責任者が発言力を増しているという。新聞のページ数の決定は広告量で決まると言われ、ニュースを伝えるはずの新聞は、本来の氏名を忘れ、単なる広告媒体とまりつつあると言っていいだろう。

新聞社の収入源としては購読料のほかに広告収入が大きな比重を占めているのは確かで、最近は紙面の50%前後を広告が占めている日も多い。この広告料金は発行部数によっても変わるのだが、最近は価格競争が激しくなり、全体的に値下げの方向にあるようだ。

そのため、広告そのものの量は増えても収入の方は5年前に比べ半減している社もあるという。昔は「載せてやる」といった殿様商法であったが、ここ数年広告の営業担当者は企業回りに追われている。

 

今年のボーナスも昨年に比べ減少しているようで、ある社では来年から基本給の見直しを行うとの情報も聞かれる。社員の中には真剣に転職を検討している-との噂も聞こえだした。

かっては大学生の就職希望先で上位にランクされ、花形企業として持てはやされた新聞社。それも昔のことで、新しいニュース伝達方法を真剣に検討しないと生き残れず、いわゆる全国3大紙の合併も起こる可能性もある-こう語る関係者もいる。