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年末から日本列島は厳しい寒波に襲われた。初詣の神社への参拝客は例年に比べ少なかったようで、8日の初恵比須から始まる東公園の十日恵比須神社の正月大祭も、あまり天候にも恵まれなかった。
それでも、恒例となっている芸者の徒歩参りには多くの参拝客が喜んでシャッターを押していた。参道は人であふれ長い行列ができ、例年と変わらぬ賑わいで終わったようである。
残り恵比須が終わった翌12日、1通の封書が事務所に届いた。差出人は昨年から行き始めた小料理屋の女将で、中には新年の挨拶と十日恵比須神社の「えびす銭」が入っていた。
これは縁起物で俗に「タネ銭」とも呼ばれ、小財布などに入れておくものである。そうして毎日見ていると当然、贈り主を思い出すわけで、飲食店からの贈り物としてはなかなか気が利いていると感心した。
馴染みの店から色々なプレゼントを頂戴するが、身近に持ち運ぶえびす銭とは良いアイディアで、もらった客の多くがお礼を兼ねて店を訪れることだろう。
あと半月ほどで商売人が嫌う「二八」が訪れる。今年は寒さと統一地方選挙で客が減ることも考えられるが、この店は女将が客の気持ちを掴み、客も応えて店は繁盛するのは間違いない。
かつて「客が店を育て、店が客を育てる」と、言われた言葉も死語になりつつあるが、何とか守りたいものである。最近は店を閉める噂は良く聞くが、小さな努力を続けて行けばいつか実を結び客が客を呼び込む現象が起こり、必ずや店は繁盛し生き残るだろう。こんな記事も読まれています

