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九州のゴルフ場でも名門の誉れ高かった「唐津ゴルフ倶楽部」(唐津市菅牟田)が14日、佐賀地方裁判所に負債総額約56憶3400万円で民事再生法適用の申請を行った。
同ゴルフ場は九州で5番目にオープンしたゴルフ場が前身で、長崎県・雲仙、北九州市・門司などに次ぐ老舗ゴルフコースとして、多くのゴルファーから親しまれてきた。
だが景気の低迷から福岡周辺のゴルフ場との価格競争に巻き込まれ、さらに福岡の客からすれば高速料金の個人負担が加わることもあって、ここ数年入場者数の減少に悩んでいたのも事実である。
加えて、同ゴルフ場の生き字引とも言える名支配人が一線から退き、会員とも疎遠になったために従業員の士気の低下、これがゴルファーを遠のかせる要因に。売り上げは低下の一途をたどっていた。
ゴルフ場は倶楽部の品格と同時に、スポーツ施設としてのサービス精神も問われる。その狭間で運営に苦慮していたのも、会員の1人として理解できる。
金融機関の借り入れも少ないと聴いており、負債の大半は会員の預託金と言われる。21日(金)午後2時から唐津市の市民会館で会員に対する説明会が開催される予定。名門コースだけに会員も地元名士が大半で、荒れずに無事終了する模様だと唐津市のメンバーが語っていたが、いずれにしてもまずは債権者の理解を得ることが一番だろう。
今年3月には福岡都市高速も開通する予定だ。ゴルフ場から望む風光明媚な唐津湾は絶景で、今後は再生を機に新規のプレイヤーが増える可能性も高く、名門コースの灯を絶やさないでもらいたいものである。
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