就職活動 重要視される語学力 [2011年2月17日09:07更新]

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ここしばらくの傾向ではあるが、3月の卒業を目前に控えながら、今年も大学4年生の就職内定率は低いようである。本来、勉学が目的のはずの大学生活であるが、3年生から就職活動を行わないと大手企業への就職は難しく、それが社会問題となっている。



 

円高の影響などから大手企業ほど海外へ進出して現地に活動拠点を設け、日本への留学経験者、あるいは現在日本に留学中の海外の学生を採用。外国人採用比率が高まっている。

国内においても海外から届く打ち合わせなどの書類が増え、英語での社内資料も増加の一途をたどり、日本語プラス英語の語学力が求められている。多くの学生は大手企業への就職を求めているが、その門は年を追うごとにせばまっているのが現状である。

 

一時、専門学校などで資格を取得することが就職に有利として流行ったことがある。だが急速に進む国際化社会の中では、むしろ語学力の方が重要視される傾向にあると言っていいのではないか。

多くの学生が日本語しかしゃべれず、これに対して海外から日本に留学している学生は自国語と日本語、プラス英語の片言と、少なくとも3カ国語は理解できる学生が多い。この時点ですでに、採用する側からすれば相当の差がついていることになる。

島国の日本はこれまでであれば日本語だけでよかったが、今後ますます海外との交流が増えることが予想される以上、もう一度正式な日本語を学びなおした上で、英語プラス1カ国語を習得するのが就職活動を有利に進める早道だろう。

 

一方、零細・中堅企業の中には人手不足が慢性化し、次第に深刻になっているのも事実。こうした状況を踏まえれば、いわゆる大企業との間には確かに待遇面で格段の差はあるが、学生自身が自分の実力を自覚すれば、就職の間口は広くなるのではなかろうか。

かつて「汚い・きつい・危険」とされた仕事は3Kと言って敬遠されていたが、今でも人手不足は解消されていない。業種や仕事内容を選ばなければ、給与面でもかなり優遇され就職は可能だと思う。