ベテラン自民県議の引退 [2011年2月8日10:41更新]

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春の統一選挙を控え、各種選挙の立候補予定者は東奔西走の忙しい毎日を送っている。そんな中、6日の日曜日午後4時から博多区のホテルで、県議会議員・新宮松比古氏の「県政・政務報告会」が開催された。



新宮議員は新聞などで今期限りの引退を報じられているだけに、今回が最後になるだろうと思って出席してみた。すると早い時間から大勢の人がチケットを持って訪れ、定刻には会場は1500名を超える人で埋まり人気の高さをあらためて思い知った。

後援会幹部の思い出話や来賓の祝辞が相次ぎ、本人も30年近くに渡った県議生活を回想するにはあまりにも時間が足らず、恒例となっている鏡開きに至るまで1時間30分と異例の長さであった。

同議員は多くの後援会を持っているが、いずれの後援会も夫人が裏方として支えていたのを参加者の多くが知っている。最後に家族を紹介し長男が御礼の言葉を述べ、孫が花束の贈呈を行うと、長時間に渡ったにもかかわらず和やかな雰囲気が満ちあふれた。

同議員の地元は祇園山笠のお膝元、博多区である。それだけに山関係者とのつながりも深く、それ以上に夫人が「博多ごりょんさん」として裏方の女性達をまとめていたことが選挙時の大きな戦力になっていたのを、今回の会であらためて知らされた。

1代限りで後継者も立てず、県会議員一筋28年間。その功績は大きく、今後は一県民として地域の世話を-と語る。きれいな引き際に拍手を送りながら帰路に着く。ほほに当たる冷たい風が、なぜか心地良かった。