結婚式場関係者にたずねると、最近はいわゆる「できちゃった結婚」が半数を超えるという。確かに、結婚祝いを贈って数カ月後、出産祝いを笑いながら贈るケースをよく聞く。
和食の披露宴では「めでたい」の意味から焼き物の鯛が欠かせなかったが、最近は食中毒を恐れる式場の意向もあって、すべてその場で食べる物にメニューが変わり、持ち帰り用の折り箱と鯛が一緒に姿を消した披露宴が増えている
結婚式は厳粛なものと相場が決まっていたが、忘年会や仲間内のパーティーではないかと戸惑う披露宴もある。新郎新婦入場で、高砂の席に付くまでにビールを数杯飲んだ新婦もいたから驚きである。
仲人不在の人前結婚やハウスウェディング(一軒家などを借り切って親族や友人を招き、パーティー形式で行う結婚式)が増え、伝統的な形式を踏襲するよりも新郎新婦の考えを尊重するのが今の主流となっている。
そのため、かつては結婚式と言えばホテルのドル箱だったが、このごろは市内及び近郊に新しいタイプの結婚式を行う式場が新たにオープンし、競争が激しくなっている。
天神地区の国体通り沿いにデベロッパーが所有していた土地が、二転三転の末にリース会社の所有となったのだが、このリース会社が発注して結婚式場を建設する計画が進められているようだ。予算は約10億円と言われ、完成後は東京の結婚式場を経営する企業が借りる模様で、そうなると天神を中心にホテルなどとの争いがさらに激しくなるだろう。
少子化が進み結婚年齢が高くなったことから、結婚式と披露宴の数は減って、式場同士での価格競争が一段と激化。一部では結婚式に限らず平日の会議などを受ける専門の営業マンが企業訪問を始めているようで、式場も生き残りをかけて新たな道を探っている。こんな記事も読まれています
様変わりする結婚式 [2011年2月22日11:53更新]
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