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バブル崩壊時には所有するビルの大半を手放し、ゴルフ場・別荘分譲予定地の開発からも撤退するなど、大幅に事業を縮小していた不動産業「ラインビル」(中央区)が、徐々に復活の様相を見せ始めている。
かつては中洲を発祥の地として次々に飲食ビルを建設、天神西通り・浄水通りへと自社ビルを展開。さらにゴルフ場経営から別荘地の分譲と、大きく発展したラインビル。
特に飲食ビルの管理においては、長年の経験からノウハウも豊富で、今回事業を停止した「オークニ」(同)の管理物件を譲渡される契約を結んだようだ。
西日本一の歓楽街とされた中洲も不景気の波に襲われ、高齢となったママ達の経営意欲は低下し、昨年末から閉店が相次いでいる。それでも、水商売に携わる者にとって中洲はやはり別格。「常日頃から人脈を生かした営業情報を収集し、若い経営者を発掘して空室を埋めているラインビルの営業手腕は立派」と、評価は高い。
街は中心から西へと発展すると言われるが、ラインビルが所有する「雷山の森」(糸島市)も夜の灯が増えたように思われる。同市周辺は高速道路の開通で居住地としての人気が高まっているが、同社は今年夏、雷山の森に夜景が美しいレストランをオープンする予定で、披露宴などのパーティーを想定した店づくりも進んでいると聞く。
創業者の年齢は70歳と聞いているが、まだまだ経営意欲は旺盛で、新しいビジネスのアイディアが温泉のように湧き出ているようである。夜の歓楽街は外国からの観光客が増えて国際化が進んでいるが、新しい中洲が誕生する日も近いのではなかろうか。
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