県議選 福岡市中央区選挙区の情勢 [2011年3月7日10:55更新]

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統一地方選までまで残り1カ月となる中、白熱した選挙戦を繰り広げているのが、3議席を4人が争う福岡市中央区の県議会議員選挙である。



当選12回を誇った自民党の長老議員、早麻清蔵氏の今期限りでの引退が取りざたされ始めたのは昨年末ころであった。その時点では議員定数3に対し自民・公明の2現職と民主党新人のほかに候補予定者はいない状態で、一時は無投票で決まるとの見方もあった。

ところが、みんなの党から池田もと子氏が出馬することがこのほど決まり、各陣営とも一気に危機感を強めている。中でも同じ女性である公明・大城節子氏の支持母体は、池田氏立候補が伝えられた途端に急きょ、選対会議を開いたほどである。

 

昨秋ころまでは民主から太宰府市議選への出馬を目指し、チラシなどの印刷物も用意するなど着々と準備を進めていた池田氏。ところが民主への逆風は止まるところを知らず、そんな中、みんなへの追い風をいち早く読んだ池田氏の変わり身の素早さに周囲も驚いている。

実際、昨年7月の参院選挙において、中央区ではみんなが公明の得票数を上回っている。世論調査においてもみんなの支持率は、他の政党よりも伸びが大きい。また池田氏自身は市内にある仏教系の有名私立女学校を卒業しており、その同窓会の結束力は固いとされるだけに、他候補にとって驚異の存在であることは間違いない。

池田氏本人は自転車に乗り中央区を走り回っているが、他の候補予定者が選挙運動をすればするほど、逆にライバルである池田氏の知名度がアップするという現象も起こっており、各陣営とも対応に苦慮している模様である。

残りの選挙戦が熾烈さを増すことは必至で、思わぬ番狂わせが起こる可能性は高いと見られ、マスコミも注目し始めている。