選挙違反 [2011年3月14日11:30更新]

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統一地方選が迫る中、各立候補予定者の運動も過熱している。通勤途中の四つ角や駅の乗降口では、のぼりを立て「本人」と書かれたたすきをかけた候補予定者を度々見掛け、「おはようございます」や「行ってらっしゃい」との声を聞く。



最近は自分の名前が書かれたたすきに、周囲には数本ののぼりを持った運動員を立たせ、スピカーを使用して街頭演説を行なっている者も出始めた。

あるいは候補者名を染め抜いたのぼりを、自転車の荷台にくくり付けて街中を走る運動員も見かけるが、こうした行為はすでに説明会も終わっているので、公職選挙法違反ではなかろうか。

選挙戦の厳しさを示しているとも言えそうだが、新人が多いだけに同法に関する認識が甘いと、思わぬ落とし穴が待っているから怖い。

 

福岡市議選で中央区からの出馬を表明した九電工トップの実子、橋田和義氏は10日に事務所開きを行い、本格的な運動に入っている。選挙好きとして知られる同トップからは、すでに子会社や関連企業に支援要請がなされ、早くも当選確実-との見方が噂となって流れだした。

経済界をリードする立場の企業がトップの実子を支援することに対し、反発の声も各方面から多数寄せられており、選挙違反のタレコミなども十分に予想される。

 

今回の福岡市議選はベテラン議員の引退が相次ぎ、新人候補者が多数立候補を表明。各区で激しい選挙戦を繰り広げ、ベテランとはいえ落選が噂される候補者もいるようだ。

市議選に比べ県議選は、対抗馬がおらず無投票に終わりそうな選挙区が相次いでいる。そのため、ある自民党所属の議員が別の選挙区から出馬予定の他党の新人に、数百万で票を売った-との情報も流れている。

地方選挙においては人物本位で投票する人が多い。また、中央における民主政権の体たらくぶりなどから無所属で出馬する新人も増えているようで、既存政党の存在価値が薄らいでいることが如実に感じられる。