毎週日曜日にテレビで放映されている長寿アニメ番組「サザエさん」の視聴率が昨年ごろから20%前後に上がり、関係者の注目を集めているらしい。
主人公をはじめ登場人物は年を取らず、いまや大半の家庭から姿を消したチャブ台も健在。家族そろっての食事シーンも意図的に取り入れられており、見ていてなぜか癒される。それが大きな魅力となって、厳しい時代の中においてさらに多くの支持を集めていると思われる。
人はその時代の先端を行く新しいものを追い求める反面、郷愁を誘うものにも心を引かれるもの。街中を歩き、思わぬ所でサザエさんに見られるような昭和の雰囲気に出会うと、自然に足が止まるから不思議だ。以前にも取り上げた中央区の唐人町商店街には、そんな魅力ある店が残っている。
ある鮮魚店では店先で主婦が魚の料理方法をたずねている。簡単な店構えの中華惣菜店に入って店主と話していると、過去に行った中国旅行を思い出し、楽しい時間をすごさせてもらった。そんな、会話を楽しみながら買い物が出来る店が数多くある。
バブル期にはどこか気取った態度の店員がいる高級志向の店が流行ったものだが、最近は下町の気楽さを売り物にした店が増えたように思われる。景気が悪いとはいえ、笑顔が絶えない店は繁盛していて面白い。
幸いなことに、唐人町地区を地盤として統一地方選に立候補予定の現職市議・県議らには若者が多い。こうした議員を働かせて小さな力を結集すれば、誰もが気軽に買い物を楽しめる、魅力あふれる商店街へと成長することができるはずだ。
加えて、シャッターの下りた空き店舗を独立を目指す若い人に安く貸し出すなど、商店街が全面的にバックアップして努力すれば、さらに活気が出るのは間違いない。こんな記事も読まれています
サザエさん [2011年3月15日10:31更新]
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