福岡市議会議員選挙に中央区から橋田和義氏が立候補する意向とのニュースは稲妻のような速さで各方面へと伝わった。思わぬ「大型新人」の登場に他の候補予定者は戦々恐々となり、その動向に注目せざるをえない状況だ。
当初は唐人町に事務所を開設すると言われていた橋田氏だが結局、六本松でこのほど事務所開きを行った。せまい事務所は人であふれ、早くも「当選確実ではないか」との見方が関係者の間でささやかれている。
同氏は九電工社長・橋田紘一氏と前夫人との間に誕生した実子である。立候補直前まで辛子明太で有名な老舗「ふくや」に勤務していたがその間、JCで委員長として活躍。毛並みも申し分ない若手候補者と多くの人が認め、支援者も集まっているようだ。
和義氏は、地元選出のベテラン県議で今回引退を表明している早麻清蔵氏の後継者として目されているという。そのため、六本松の九大跡地で計画されている大プロジェクトの推進役として市議に立候補する-と言われている。
九電工会長で福岡商工会議所会頭の河部浩幸氏が音頭を取り、九電工全社をあげての支援を強調している模様。すでに関係各社から多数の名簿が届いており、他の候補者がうらやむような選挙戦となりそうである。
実父の紘一氏は数年前まで九州電力の筆頭常務を務めていた。その上、昨年の市長選では現職の吉田宏氏を熱烈に応援するなど、河部氏とともに選挙好きで知られる。さらに「福岡地所」(中央区)や創価学会との密接な関係は現在も続いている。
出身母体であるJCに在籍する後輩も張り切って応援すると思われ、こうした組織がフル回転すれば、かなりの票が稼げるのは間違いない。
和義氏本人の政治理念や政治姿勢はなぜかまったく伝わってこないものの、これほど諸条件に恵まれた新人はちょっと見当たらない。中央区においてトップ当選を果たすのではないかと見る向きもあるが、それも決してありえない話ではないだろう。こんな記事も読まれています
大型新人!?登場 [2011年3月15日10:33更新]
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