11日の発生以降、新聞・テレビは連日、東日本大震災のニュースを大々的に報じている。画像に映し出された津波の恐ろしさを脳裏に焼き付けられ、追い討ちをかけるように原発事故の、目に見えぬ恐怖が広がっている。
節電のために東京電力が計画停電を開始したため、交通機関はダイヤが乱れて各駅で混乱が起こり、あらゆる業種に影響が出始めた。春休みを利用して家族で東京を離れ、まるで戦時中のように九州など西日本方面へ「疎開」する者も増えているという。
災害現場から離れている九州・福岡でも次第に影響が表面化しつつある。
すでにスーパーなどでは日用品やインスタント食品が買い占められているとの話も聞かれ、建材店などでは建設資材の出荷が止まった製品もある。
日本人特有の横並び志向もあるのかもしれないが、直接の被害は出ていないにもかかわらずわれわれの周囲も重い空気となっているのは間違いない。悲惨なニュース映像が脳裏の片隅を支配し、自然と派手な飲食を避けるようになっているようだ。そのため歓楽街では統一地方選挙と重なったこともあり、早くも閑古鳥が鳴き出した。
ホテルで行なわれる祝賀会なども、自粛ムードからキャンセルが相次いでいる。さすがに、結婚式の披露宴が中止されたとの情報はまだ聞かぬが、東京方面からの出席者の数は減っており、イベント関連業種は中止による処理業務に追われている。
九州新幹線の全線開通はしたものの、災害発生翌日だったために開業セレモニーが中止され、お祝い気分に水をさされる格好となった。各地で行なわれる予定だったイベント中止も大きく影響し、乗車率も事前の予想を下回っているという。
そんな中、何か自分に出来ることを模索し協力したいとの思いが多くの人の間で日増しに強まっているのも事実で、こうしたことが復興への一助になれば-と願っている。こんな記事も読まれています
東日本大震災の影響 [2011年3月17日11:45更新]
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