危機管理能力 [2011年3月30日12:44更新]

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東日本大震災の発生から3週間近くが過ぎようとしている。国内だけでなく世界各国が日本に注目、支援の輪が着実に広がっており、各地で復興への動きが見え始めてきた。



余震は続いているものの、新たな津波や地震で被害が拡大することは当面ないと信じて復興作業を続けて欲しいし、亡くなった人は出来うる限り手厚く葬って、明日に向かって力強く前進してもらいたいものだ。

 

その一方で、東京電力の福島原子力発電所にも及んだ災害の影響は、当初の予測を超えて一向に収まらない。いまだに「想定外の事態」が続いており、決死の作業が続けられている。

この状況報告を行っているのは東京電力の幹部に加えて、経済産業省原子力安全・保安院のスポークスマン・西山英彦審議官である。テレビなどマスコミに毎日のように登場しており、多くの国民は同氏を原子力のエキスパートと信じていることだろう。

同氏は東大文系卒で、外国の法科大学院に留学していた経験を持つ、経産省のエリート。通商政策局を経て保安院に転属して企画調整課長を務めていたという経験の持ち主。原子力に関しては素人と言っていい。

マスコミの記者によると「保安院の会見では東京電力が作成した資料を発表する程度で、保安院独自で作成した資料は皆無」。保安院の無能さがいずれ露呈するのは、時間の問題と言われている。

これまで「絶対安全」と言い切ってきた原発推進派の関係者。それがこの程度のレベルの連中だったとは・・。国民は誰を信じて行動すればいいのだろうか。