桜散る [2011年4月11日09:20更新]

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統一地方選の前半戦の山場を迎え、満開の桜が散り始めた10日、福岡市議選の投開票が行われ当選者が決まった。



昨年行なわれた福岡市長選で36歳の高島宗一郎新市長が誕生したことが影響したのだろう、今回は多くの新人が立候補した。またベテラン現職議員の中には若返りや世代交代を考え、引退を表明した上で実子などの縁戚を後継者として立てる動きが相次ぎ、一部では批判の声も聞かれる選挙になった。

新人は知名度を上げるために、いわゆる朝立ちや自転車での宣伝活動を予定していたようだが、東日本大震災が選挙ムードに水を差し、選挙戦は最後まで盛り上らず低調のまま推移した。また10日は久しぶりに好天に恵まれた休日となっただけに、家族連れの行楽に出かけるケースも多かったようだ。

こうしたことから同市議選の投票率は戦後最低の数字を記録。知名度の低い新人には不利な状況で、そのため多くの若手新人が涙を飲む結果となった。もっといい条件で思う存分政策論争を戦わせてほしかったが、これも時の運。捲土重来を期して、再び挑戦してほしいものである。

いったん当選すれば不祥事でも起こらない限り、議員の先生方は少なくとも4年間は安泰。そんな環境に甘えることなく、若い市長がリードする行政をしっかりチェックし、市民の声を反映させた提案をしていってほしい。議員としての資質が問われるのは、まさにこれからである。