田中慎介市議 [2011年4月22日13:47更新]

タグで検索→ |

noimage

10日に行われた福岡市議選で、62名の新しい市議会議員が誕生した。今回の統一地方選においては従前から、前回議席を増やした民主党の候補にとって非常に厳しい情勢が予想されており、各候補者がどのような戦いを見せるのかに注目が集まっていた。



民主に所属し前回29歳の若さで中央区から初出馬した田中慎介氏。1人で旗を持ちハンドマイクで辻立ちを行い、民主への追い風を受け9829票を獲得して見事トップ当選を果たし、支援者から大きな拍手が送られた。

だが今回は逆風の中、組織票と浮動票の大半が離れることが予想され、当初から苦しい選挙戦を強いられていた。さらに同選挙区では同じく民主から労組出身の新人が立候補し、関係者の間では「現職6人中、落選候補のトップ」と見る向きが大勢を占めた。

東日本大震災によって街宣活動も制限を受け、人海戦術によるビラの配布も人手不足でなかなか計画通りには行かなかったようだ。しかし若さの特権をフル活用する作戦で、持ち前の図々しさを前面に打ち出し、朝早くから夜遅くまで体力勝負で戦い抜き、見事当選したのは立派である。

災害という現職に有利な要素が働いたとは言え、この4年間に平尾・高宮地区を地盤とし、地元商店街のイベントなどにも積極的に取り組んできた地道な活動が花開いたと言っても良いだろう。

期間中に多くの選挙事務所を訪問したが、朝9時に事務所を開け夕方6時すぎには閉めていた新人候補もいた。選挙は「戦争」であることを自覚しておらず、こうした候補者は予想通り落選していたが、当然の結果と思っている。