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間もなくGWの連休を迎え、毎年恒例の「博多どんたく」が開催される。言うまでもなくどんたくは、200万を超える人出を誇る、博多を代表する国内最大級の祭り。今回に限っては東日本大震災が発生しているだけに、特別な意味を持つイベントとなりそうだ。
3月12日には九州新幹線が全線開通したものの、前日に起きた震災の影響で企画されていたイベントはすべて中止となり、出足でつまづいたために今一歩の利用状況のようだ。
新幹線開通を前に一足早く開店したJR博多シティでは、開業1カ月の人出が事前の予想を上回ったと発表された。その一方で旧来の博多駅地下飲食街を訪れる客は改装前の20%となっているといい、ひどい店では「客が半減した」との嘆きも聞く。
博多駅利用客の一部がJR博多シティのレストラン街「くうてん」に足を運ぶようになったためであるが、パイの大きさが同じであれば客の奪い合いとなり、ある意味当然の結果と言える。
こうした状況の中でどんたくを迎えるわけだが、関係者はかなり張り切っているようだ。24年ぶりにJR博多駅前の大通りに特設する会場で催しを行うことも決定。「元気都市福岡」が文字通り元気を全国に発信すると同時に、福島原発事故の影響を受けてないことを中国・韓国をはじめ東南アジアに宣伝できれば、と思う。
東日本の被災地のことを思えば、祭りやイベントを自粛しようとする気持ちも理解できるが、被災者も現実を見つめ新しい一歩を踏み出さない限り復興は遅々として進まず、取り残されるだけである。博多どんたくのエネルギーを被災地に伝えるためにも、参加者は力一杯がんばってほしい。こんな記事も読まれています

