早麻県議の引退 [2011年4月28日09:27更新]

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福岡市中央区選出の前県議会議員・早麻清蔵氏から、12期48年にわたる県議生活から引退する旨の挨拶状が、このほど後援会のメンバーに送られてきた。



早麻氏は自民党県議団の長老として長年福岡県及び福岡市の発展に貢献する傍ら、前衆院議員・山崎拓氏の活動を支える重鎮として選挙の度に選対本部長を務めてきた。それだけに山崎氏が現在浪人中というのは、やはり心残りであろう。

 

今月行われたの統一地方選挙にあたり、早麻氏は県議選では後継者を立てなかった。だが地元六本松の九大跡地再開発が長年の夢であり、その意志を継ぐ後継者を市議選で立てるのが地元への恩返し-と考えたのだろう、若い橋田和義氏の擁立・当選に尽力した。

ただ早麻氏の地盤である六本松・草香江地区では、別の市議がすでに地盤として活動し同氏を支えてきており、この市議と橋田氏との間でかなりの軋轢が生じ、選挙戦では激しい攻防が繰り広げられた。

同時に橋田氏は、実父である九電工社長・橋田紘一氏の出身校である名門修猷館同窓会をも巻き込んだ。そのため和義氏は同校出身の市議から反発を買い、保守系無所属で立候補・当選しながらいまだに自民党市議団には入れてない。

 

後継者問題がこじれたために長年にわたって支えてきた市議も離れてしまい、県議として素晴らしい業績を残したにもかかわらず、さびしい引退劇となった。有終の美を飾るはずだった市議選で生じた溝は深く、和義氏にはこれを埋めるために努力してもらいたいものである。