グランドプリンスホテル赤坂の解体工事 [2011年5月24日12:29更新]

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東日本大震災の被災者を受け入れて現在避難所となっている「グランドプリンスホテル赤坂」(東京都千代田区)。かつては赤坂プリンスホテル、通称「赤プリ」と呼ばれ、一度は宿泊したいホテルであったが、6月一杯で被災者に退去を願い、7月から「大成建設」によって解体工事が行われる。



スカイツリーが634mの姿を現せば、設計の名手といわれた丹下健三氏による40階建ての赤プリが姿を消す。時の流れを象徴するような交代劇だ。

 

ホテルの高さは約140mと言われているが、解体工事を受注した大成建設の実績は70mまでとの情報も。解体後の跡地には、「西武ホールディングス」によってホテル棟とマンション棟の新設が500億円規模の投資で計画されているとのこと。跡地で行われる新事業の受注欲しさに、無理をして解体工事を請け負った-との見方も流れている。

大成建設は海外工事でかなりの不良債権が発生している模様であり、一方国内でも安値受注の噂が絶ない。そのしわ寄せを食らい、社内で取引の見直しを検討している納入業者や下請け業者も少なくない。

福岡でも焦げ付き発生寸前の物件売買をめぐり、仲介の不動産業者との間でトラブルが発生し裁判に発展。業界の話題となっているようだ。

同社は発砲事件に巻き込まれるなど、スーパーゼネコンとしての昔の面影は無い。今回の解体工事では事故などなく、無事に終わればいいが-同業者が集まった席ではこんな声が、自然と漏れている。