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09年12月、ある上場企業の偽造手形が市中に出回っているとの情報が入ってきた。だが額面も大きいし九州は関係ないと思って放っておいたのだが、最近すでに1年が経過し期日も到来している偽造手形のコピーを手に入れることができた。
何と額面5000万円を超える約束手形で、これに加えて手形の発行企業である「浅沼組」「鹿島道路」が出している、偽造手形の特徴を明記した文書も入手した。
それによると(1)手形発行機で発行されたものでない (2)同社の発行ナンバーが欠如している (3)宛名が手書きであり発行日が日付印で押印されている-などと書かれており、コピーを見ると偽造手形であることが一目瞭然で判断できた。
ところがこの偽造手形を地元銀行で割引かれ、現金化されていた-との情報も別ルートで入ってきた。当然偽造手形は不渡りになっており、最後の処理はどの様にしたのだろうか。
第一裏書人は佐賀県唐津市の「原光」となっているが、こんな危ない企業の裏書を信じてどこの銀行が割り引いたのか、持ち前の野次馬精神が顔を出し追いかけると、福岡県保証協会もだまされていた模様との情報が。
不渡りを起こすと騒ぎが大きくなるので、割引を依頼した企業が期日前に買い戻す方法が用いられたようで、さすがに偽造手形を利用する企業だけあって、実に巧妙な手法を使ったと思われる。
偽造手形を資金調達に利用する企業である以上、その使途は不明瞭な点が多いはず。一体どこに流れたのだろう?こんな記事も読まれています

