空港ビルの新設 [2011年6月23日10:01更新]

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「九州に新しいハブ空港を」を合言葉に、九州各県の知事や財界人による話し合いが長年にわたって続けられてきた。しかし各県の主張は平行線となり建設地の一本化が出来ず、結局、話は立ち消えとなった。



都心部から近く利用頻度が高い福岡空港は、将来的には飽和状態になるとされ、新宮沖などいくつかの候補地で新空港建設が模索されてきた。麻生渡・前知事は09年、現在地において滑走路の増設を行なうことを決めている。

 

そんな福岡空港で現在使用しているターミナルビル第1・第2駐車場用地に、新しい空港ターミナルビル建設し、完成後に現在使用しているビルを解体、そこに滑走路を新設する計画が進められている模様。新ターミナルビル完成まで5年以内を目指しているといいう。

新ターミナルビルは民間工事として発注されるようで、予算規模約300億円の大型プロジェクトとなりそう。福岡の空港ビルは「大成建設」が実績を持っており、最有力候補に挙げる下馬評も聞かれるが最近同社の噂は芳しくなく、JVメンバーを希望している地元企業の間では早くも敬遠する動きがうかがえる。

今回のような大型プロジェクトではJVの頭は当然スーパーゼネコンが想定されるが、他のゼネコンも虎視眈々と狙っているようだ。さらに、利権をめぐって政治家も暗躍するのは間違いない。

空港ビルの移転ともなれば、周辺の広告塔も新しく建設される可能性があり、レストランやみやげ物などの物販店の入れ替えも起こり、入居している企業の引越しも発生する。新しいビジネスチャンスが到来するわけで、受注をめぐる激しい攻防が始まるだろう。