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(11年6月号「福博噂話」掲載)
民主・自民両党のいわゆる「大連立」が模索される一方で、次期総選挙をにらんだ動きも、水面下で早くも始まっている。
福岡都市圏の衆院1~5区では前回09年の総選挙以来、自民衆院議員が不在となっている。
民主の藤田一枝氏に敗れて落選した3区(福岡市西区、早良区など)の太田誠一氏は早々に政界引退を表明した。そんな3区で何と、一部の民主関係者が新たな候補者を擁立しようと画策しているとの情報が飛び込んできた。
その候補とは、昨年の福岡市長選で敗れた吉田宏氏だ。在任中から将来は赤絨緞(じゅうたん)=国会へのステップアップを望んでいるとされていたが、今回は西区選出の民主市議が吉田氏擁立へ向け密かに動いているとのこと。
自民であれば話は分かるが、現職がいる民主がなぜ別の候補者を?-と、関係者の間で様々な憶測が飛び交っている。
この市議は、選対幹部を務めた市長選の際、また「木の葉モール」オープンに絡んでも相当甘い汁を吸ったとされている。それだけにかなりの資金が動く国政選挙に狙いを定め、夢よもう1度とばかりに吉田氏に白羽の矢を立てた、と見る関係者も。
ただ、現職の藤田氏を他者と差し替えるなどとても現実的とは思えない上に、同市議に反発する民主県連内の勢力は強い。前市長も、とんでもない人物に見込まれたものである。

