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高齢社会が進むにつれて、あらゆる健康食品が右肩上がりに売り上げを伸ばしている。中でも関節痛などに有効なヒアルロン酸を含む「皇潤」を販売している「エバーライフ」(福岡市中央区)はテレビの通販番組などでおなじみで、今や300億円企業へと成長を遂げた。
通販の売り上げ促進の決め手は、やはり宣伝の量。代理店などを利用して、いかにテレビや新聞などのマスコミの広告枠を確保できるかが、成否の大きな分かれ道になっているようだ。
ところが、同社の株主であるファンドが鍋島邦洋代表以下経営陣が広告費を乱費したと指摘、旧経営陣をこのほど開催された株主総会で解任した-との情報が伝わってきたから驚いた。
通販による健康食品の販売はすでに飽和状態と言われ、常に新しく開発された商品が販売されている。従来の広告費に見合う売り上げが低下しているのも事実で、今回の人事で同社の広告費縮小は避けられないとの声も聞こえてきた。
広告費の縮小は即、売り上げ低下につながる。同社の広告枠を狙って今後激しい争奪戦が繰り広げられることも予想される。
九州は健康食品や美容関連商品の通販王国で、同業大手が販売にしのぎを削っている。それだけに同社が方向転換を行うのか固唾をのんで見守っている会社も多く、緊急の経営会議を開いた企業の噂も聞く。
会社側からは正式な人事はいまだ発表されていない。将来上場を目指す企業にしては、あまりにもお粗末な解任劇-との声が上がる一方、解任された役員の招へいを目論む後発企業もあり、「エバーライフのドタバタから当分目が離せない」と関係者は注目している。こんな記事も読まれています

